家族葬のメリットと仏教式葬儀の矛盾

subpage01

葬祭会場は、ある程度の規模の葬儀にも対応に出来る様に大きな施設がほとんどですが、密葬から少人数の葬儀にだけ対応する為の家族葬専用式場が日本全国に増えています。



葬儀業界は、2040年前後まで年間の死者数が増加すると推察されながらも、家族葬の様な葬儀規模のコンパクト化や直葬などの葬儀自体が無くなる葬送方法が増加する為、大きな葬祭会場は損益の効率が悪い上に需要が激減するとしてファミリーホールなどの小型施設への切り替えが急がれています。

日本経済新聞情報選びをサポートします。

葬儀業界では、全国や数県で事業展開する葬儀業者が地域の葬儀を独占して来た地元業者を圧倒する構図が顕著に表れていますが、家族葬の増加により住宅業界でも見られる様に工務店などの地域密着業者への消費者の関心が向いている事も小型施設の増加を後押ししています。



家族葬は、新しい葬儀の形なので弔問客が大勢来る従来の葬儀を何度も見て来た世代には違和感を感じる人もいるのも現実ですが、葬儀業者に乗せられて多くのお金を使う事が故人の輪廻転生を後押しするとも考え難く、多額の無駄金の散財よりも遺族の真心や孝心を込めて故人の行く末を仏に祈る方が重要と言えます。


家族葬は、葬儀全てがコンパクトになる事もあるので仕方ないのかもしれませんが、仏教式で行われる葬儀でありながら祭壇には仏様が存在し無い事が多く、何に故人の行く末を祈るのかわからない葬儀が行われています。遺族が、気をつける必要があります。